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睦月堂工房

Strawberry,Orange-kiss,Remon-yellow
異国迷路のクロワーゼ(1) ★★★★☆
 舞台は19世紀後半、花の都パリ。小さな工房の店主・クロードと、遠く海を渡って奉公することになった長崎の少女・ユネを中心にした物語。見るもの全てに目を輝かせるときのユネの表情、クロードに褒めてもらえたときのはにかんだ笑顔、日本とフランスの考えの相違に思い悩んだときの、ふさぎこんだ顔──ユネをはじめ、とにかくキャラの表情のひとつひとつが本当に生き生きとしていて、引き込まれるように自然と次のページを手繰ってしまうような、そんな作品だと思います。カタコトの日本語を話す外国人の台詞をカタカナ表記するというのはありふれた手法ですが、それが「カタコトのフランス語を話す日本人の少女の台詞」として表記されると、なかなか新鮮な趣があったりしますね。お話としても、クロードとユネの成長物語といった素直なテーマを、前向きにしっかりと描いてる感じがして、とても暖かくて好ましい感じがします。そして相変わらずの画力の高さ・作画の緻密さに心底痺れる作品。作画技術の高さと、生き生きとした絵を描く力というのは必ずしも両方備わるものではないものだと素人考えでは思うのですが、武田日向さんはその両方を、それも極めて高いレベルで備えている稀有な漫画家のひとりではないかと思います。ユネの表情の可愛さに敬意を表して☆ひとつ+。そりゃオスカーでなくともフランスに連れ帰りたくなりますわな。
| コミック ★★★★★ | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Canvas2~虹色のスケッチ~ (4) ★★★★☆
 ずっと続いて欲しい思いもあるけれど、ずるずると続いてしまうよりはすっぱりと綺麗に終わって良かったとも思えるような、そんな最終巻。本当に大好きな漫画でした。原作やアニメにはそこまで強い思い入れはないのだけど、児玉版C2はオリジナルが本来持っていた魅力を独自の色で、大きく大きくふくらませてくれた作品だと思います。キャラクターのなにげない表情や台詞、チビキャラやコマのはしばしにまで楽しさが詰まっているような、作者自身が本当に楽しんで、この世界を愛して漫画を描いているような空気が、すごく気持ちがいいというか。その後の竹内部長なんかこの漫画なくしてはありえなかったし(やっぱり個人的に初期の地味なキャラデザの方が好きだなあ)、なによりヒロインに負けず劣らず、主人公であるところの上倉先生が魅力的に描けていたのが何よりの勝因なのではないかなあ。コミカライズ作品としては、桂遊生丸の「ゆめりあ」と並ぶくらい、自分の中で大事な作品になったと思います。ありがとう。
| コミック ★★★★★ | 12:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |